2011年5月アーカイブ

 5月20日、予算委員会において質問に立ちました。

 今般の東日本大震災に伴い、身元確認業務を行うために派遣された歯科医師の先生方の任務遂行上の問題点を中心に、震災時の政府行政の対応について質問しました。

 

 まず、震災直後の緊急通行車両通行証の発給事務に混乱が生じたために、被災地へ赴くのに苦労された先生方がいらっしゃったことにつき、発給事務体制の不備について中野国家公安委員長に対して質問したところ、ご指摘を踏まえ全国的に歯科医師会との連携を進めていけるよう、一層努力したいとの回答を得ました。

 

 続いて、災害時優先通信(緊急通信確保のため、特定回線を優先的に繋がるよう指定することを認める制度)に関し、現行法令上、歯科診療所に対する優先回線の割当てが可能であるにも関わらず実際は割当てがなされていないことを指摘しました。

 加えて大臣告示において割当ての可能な災害救助機関に歯科医師会が含まれていないことに言及し、歯科医師の先生方の任務の重要性に鑑みて、かかる取扱いに合理性がないことを指摘しました。

 これに対し、片山総務大臣より、今回の震災時の状況を調べたうえでとの条件付ながらも、割当可能な機関として歯科医師会を加えることを検討するとの回答を得ました。

 

 さらに、県警の要請に応じて献身的に活動された歯科医師の先生方に対して心のケア等の措置がとられていないことにつき、同様に震災対応に携わった警察官に対する心のケアの措置が既に決定されたこととの比較において、疑問を呈し、中野国家公安委員長より、出来る限りのサポートをする旨の回答を得ました。

 

今後も、行政の対応の不合理な点について真摯に指摘をしてまいりたいと考えています。

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5月20日(金)、参議院予算委員会で質問に立ちます。

時間は、15:00~15:30までの30分間の予定です。

当日はテレビも入り、NHKでも放映される予定です。

Web(こちら)でも生中継をご覧になれます。是非ともご覧ください

 

〈質問予定〉

①東日本大震災における歯科医師の任務遂行上の問題点

②東日本大震災にかかる被災地の現状及び医療支援態勢並びに今後の展望

 

〈答弁者予定〉

内閣総理大臣、厚生労働大臣、その他

5月12日、厚生労働委員会において、(1)職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案、(2)雇用保険法及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の一部を改正する法律案の審議が行われ、午前10時50分から午前11時45分まで質疑に立ちました。

 

冒頭、2法案の審議に先立ち、今般の東日本大震災に関連し、災害医療支援チームであるDMATDisaster Medical Assistance Team)への歯科医師等専門職の参加実績について確認したところ、大塚副大臣より、なかったものと想定しているとの回答がなされました。

 

DMATは、本来、被災者の救命救出を目的として創設されたものです。しかし、今回の震災においては、津波による被害の広域性や原発事故問題の特殊性などから、地域医療体制の復旧にかなりの時間を要することを、十分加味して支援体制を講じるべきであり、現地の状況およびニーズを踏まえ、DMATの構成も従来のやり方に拘泥されることなく柔軟に考えるべきです。

 

かかる観点を踏まえ、避難所における高齢者の生活不活発病や誤嚥性肺炎等の防止などを目的として、歯科医師等の専門職がDMATに参加することの意義、必要性につき、新潟中越地震の際の歯科医師の先生方のご活躍の例なども挙げながら、訴えました。

 

これに対し、細川律夫大臣より、歯科医師等の専門職の方々の被災地での活動は、とりわけお年寄りに対する大きな支援となるとし、今後、歯科医師を含む専門職にも参加してもらえるよう、医療支援の仕組みを考えていくとの前向きな回答がなされました。

 

DMATの体制の問題のみにとどまらず、被災地において献身的に対応されておられる歯科医師の先生方の御尽力が報われるよう、引き続き、活動していく所存です。

 

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5月12日(木)、参議院厚生労働委員会で質問に立ちます。

時間は、10:50~11:45の55分間の予定です。
今回の委員会では法案審査(今国会であがっている法律案についての質疑)が主な内容となっており、「求職者支援法案」「雇用保険法等一部改正法案」について質問します。

興味のある方は是非
、Web(こちら)で生中継をご覧ください