2008.03.10

ODA視察3

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次にインドの「インフラ」です。
日本の対インドODAのシンボルでもある「デリーメトロ」のほか、橋梁や道路案件を視察しました。






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インド国内を実際に自動車で移動してみると、日本のODAで整備されたこれら交通インフラのありがたさが実感できます。







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インドはどこにいっても渋 滞、渋滞また渋滞です。しかも、交通マナーは悪くて、クラクションは絶え間なく鳴らすし、車線もあってないようなものです。よくあれで事故が起こらないなと 不思議に思ったぐらいでした。実際、交通事故は多発しており、人身事故の賠償額は先進国に比べて大幅に低く、もしインド滞在中に事故に遭遇した場合、「身 の不運」と嘆くことになりそうです。これに関して大変悲しい話を聞きました。交通事故の加害者となったら、被害者が死亡した場合は安くつき、怪我等で障害 を負わせた場合一生面倒を見なければいけないので、衝突の後、被害者が生存しているともう一度戻って、再度轢いてしまうこともあるのだそうです。国によっ て人の命に格差のようなものがある現実にやりきれない思いをいたしました。

しかし、これ以上自動車が増えると都市交通は間違いなくパンクしてしまうと思われますが、インド財閥系自動車企業の「TATA」は10万ル ピーカーを売り出すと宣伝しています。今後日本は、経済協力のみならず環境問題を含んだ社会資本の整備、インフラ構築にどのように関わり、また果たす役割 の多様化といった課題を考えさせられました。

こうした都市交通のほかにも、都市間の交通輸送やや電力といったインフラもまだまだ必要のようです。

日本でも1960年代までは世界銀行からの融資を受け、東名高速や東海道新幹線、黒部の水力発電所などを整備してきました。

ODAには「顔が見えない」、「相手国の感謝が足りない」といった批判もありますが、我々がかつて援助を受けたことはほとんど知られていません。

相手国からの感謝や見返りを求めないことも「国家の品格」と思いますが、「謙譲の美徳」が国際社会ではあまり評価されず、最近の中国の動向を見るにつけ日本の対外的評価が相対的に下がっていることが気がかりです。