引き続き、インド視察報告です。
今回は、インドの「保健衛生」です。
この病院は3次医療機関の役割を果たし医学部のTeaching Hospitalでもあり、医師300人、看護士800人が勤務し、年間50万人の患者が来院しているということです。
写真でお分かりのように供与した機材は何億もする最先端機器ではなく、
日本の医療現場ではごく普通のどこにでもある備品ですが、こういう機材が現状では最も有効に役立っているようです。
しかしODA供与先でよく問題になる自
分たちの維持・管理等の能力を超えた「高級な」機材を要求されるという現実をこの病院でも実感しました。
また、医療に携わっている者の目からすると、衛生
管理などの面ではまだまだ多くの課題もあり、術前・術後の周術期管理を含めた感染症対策等は今後相当の努力が求められると感じました。
こうしたソフト面の改善のためには、医師や看護士等の医療従事者の相互交流を通じて日本の経験や知識を伝えることが有効でしょう。
単に機材の供与で終わることなく、研修や人材育成といった面でも協力が必要だと思いました。